よくあるご質問

大規模修繕工事の適正周期は何年ごろが目安でしょうか

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大規模修繕に適した周期について

マンションや商業ビルの大規模修繕工事を行う時期につきましては、建物の日照条件や建物設計により同じ建物内であっても効果部材や塗膜の劣化状況に差があるため、何年で行うべき工事ではなく、その建物に対して、いつ行うのがベストかを判断する必要がございます。

たとえば、防水工事の対象となる防水層や外壁のシーリング材などは、基本的に紫外線の影響を大きく受けるため、南面などの日当たりが強い場所に施工された防水材や外壁シーリング材の劣化は早く、逆に日当たりが少ない場所では、同じ時間を経過している部材でも、まだまだ防水が機能していることが多いためです。

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日射量の多い部分
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日射量が少ない部分

基本的には、雨漏りなどが他所から発生している状況などの緊急性が高い場合でなければ、分譲マンションで定説となっている12年という周期は、少し早いのではないかと感じます。

大規模修繕で足場を架設する場合には、やり残してしまった工事があったために、後になって再度の足場架設などが必要とならないように、シーリング材などの交換や外壁の塗装、防水層の再形成などの処置を同時に建物に施しますが、塗膜や防水層は施工した瞬間から劣化がスタートするため、早期での防水工事や塗装工事は未来の修繕時期を早めてしまうだけとなります。

専門業者の意見を複数参考にして、建物修繕時期のベストなタイミングをお客様と業者で一緒に判断されるのが良いのではないでしょうか。