建物の外壁塗装を行った後は、やはり美しさの効果が際立ちます。

「外観はあまり気にしない」と思われる方は、外壁塗装をすることをためらってしまいがちですが、外壁塗装には美観性の向上以外にも効果があります。

ここでは、外壁塗装の持つ効果について解説します。

1.セルフクリーニング効果


外壁塗装には美観性向上の即効力がありますが、使用する塗料の種類によっては継続して美しさを保つ効果を期待することができます。
「光触媒塗料」などが代表的で、これを使用することにより建物外壁の「セルフクリーニング効果」が発揮されます。

セルフクリーニング効果とは、外壁に付着したゴミや汚れが雨などによって自動的に洗い流されることで外壁の美しさを維持できる効果のことをいいます。

建物の構造上、雨の当たらない部分がある場合には、ホースを使ってその部分に放水するだけで簡単に汚れを落とすことができます。
高圧水洗浄機など専門的な機器を用いなくても簡単に美しさを維持できる点はとても便利です。

2.省エネ効果


外壁塗装には「省エネ効果」も期待できます。

省エネの種類として挙げられるのが断熱塗料による「断熱効果」と遮熱塗料による「遮熱効果」です。

断熱効果とは、外壁内外の熱移動を遮断する効果のことで、この効果によって冬は温かく、夏場もクーラーの効果を高めることができます。

遮熱効果とは、外壁に当たる太陽光を反射し、太陽光による熱が外壁内に入り込むのを防ぐ効果のことを言います。これにより日照りの厳しい夏場でも室内に太陽の熱が入り込むことを防ぐことができます。

上記の断熱効果と遮熱効果によって冷房や暖房の使用量が減少し、夏場や冬場の電気代を節約することに繋がります。

3.建物を保護する効果


外壁塗装では、光触媒塗料や断熱塗料、遮熱塗料など付加価値のある塗料を使用することでセルフクリーニングや断熱、遮熱といった効果が期待できますが、そうした特徴を持つ塗料以外の一般的な塗料でも、その塗膜によって「建物を保護する効果」が期待できます。

外壁を塗装することによって作られた塗膜が外壁に及ぼす保護効果は、想像している以上の効果を発揮します。

外壁塗装により、外壁の耐久性が上がります。
紫外線や風雨による外壁の劣化を防ぐことができ、建物の躯体そのものの耐久性を高めることとなります。

また、外壁塗装によって防水効果も期待できます。
外壁から建物内部に水が入り込むと建材が腐食し、結果的に地震などの揺れに対して脆い建物になってしまいますが、外壁塗装による塗膜が活きている間は建物表面を保護していることになります。

以上の観点から、外壁塗装は建物の耐久性に深く関わっていることが分かります。

なお、ここまでに挙げた外壁塗装の効果は永久的なものではありません。
環境や塗料の種類により異なりますが、10年前後に1回のペースで外壁塗装を実施することがひとつの目安となります。

塗料の種類毎の効果については『外壁に使う塗料選びでおさえておきたい6項目』に載っていますので、興味のある方はこちらも併せてお読みください。

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