外壁塗装のトラブルに「依頼した色と実際に塗装した壁の色合いが違っていた」というものがあります。

そのほかにも、外壁塗装が終わってから後日になって発生する塗装のトラブルもあります。

外壁塗装でよくあるトラブルから失敗の原因を事前に把握し、健全な工事をしてくれる業者に依頼して安心な工事を行いましょう。

1.外壁塗装で多い色合いトラブル

外壁塗装の色
外壁塗装のトラブルで多いのが、冒頭にもお伝えした「色合い」に関するものです。

工事が始まる前の色選びは、色見本帳などのサンプルを見ながら決めることが一般的ですが、ここで注意しておきたいトラブルについて2つ確認しておきましょう。

1-1.色見本帳を使ったトラブルその1 面積効果による見え方の違い

色の面積効果
色見本帳を使ったトラブル要因の1つ目は、面積効果による色の見え方の違いです。

面積効果は錯視によるもので、例え同じ色であっても明るい色は面積が大きくなると、より明るく鮮やかに感じ、反対に暗い色は、より暗く鈍く感じられるものです。
そのため、サンプルと実物の色合いが違うように見えるというトラブルが起こります。

色選びの際に、微妙な色の違いで迷っているときにはこの面積効果も考慮したほうが良いでしょう。

1-2.色見本帳を使ったトラブルその2 光源の影響

太陽に照らされた建物
色見本帳によるトラブル要因の2つ目は、光源の影響です。

太陽光の下では自然に見えていた色でも、蛍光灯の下では白色に見え、白熱灯の下では黄色がかって見えてしまいます。
室内の照明環境によって色の認識が変わってしまいますので、必要に応じて外で確認するなどするのが良いでしょう。

2.外壁塗装後の塗料の剥がれトラブル

塗装後の塗膜の剥がれ
外壁塗装のトラブルでは、工事を依頼し、無事に施工も終わって外観がキレイになったと感じたのも束の間、すぐに塗装が剥がれてしまったというものもあります。
こうした状況は、外壁に塗料が密着していなかったことにより起こります。

外壁塗装は仕上げだけでなく、下準備から大切な作業があります。

施工後すぐに塗膜が剥がれてしまうケースでは、高圧水洗浄で壁面の汚れやホコリを除去しておくことや、下塗り処理などの下準備が正しく行われていなかった可能性が高いのです。
塗装工事における下塗りの重要性については、『DIYのペンキ塗りと比べる外壁塗装で下塗りが重要な理由』でもお伝えしています。

また、外壁塗装では一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3つの工程で作業が進められますが、施工時間の短縮を考えるがあまりに、塗料が乾く前に再度塗装をしたなどの施工不良によっても塗膜が剥がれる原因となります。

塗装したばかりの塗膜が剥がれ落ちた場合の原因は、建物の劣化に伴うものではなく、業者による上記のような施工不良や下処理の不足によるものが考えられますので、万が一このようなトラブルに巻き込まれても慌てずに、業者に連絡を取ってしっかりと対処してもらいましょう。

3.最後に

事前に情報を知って工事を行う
外壁塗装を行う場合のトラブルには、上記でお伝えした色合いや施工不良などによるものだけでなく、費用面や近隣周囲への影響などを原因とするものもあり、それらについてもしっかり考える必要性があります。

外壁塗装の情報や施工内容などを事前に数多く仕入れておくことで、丁寧な作業を行ってくれる優良業者を選択する基準も高まります。

トラブルを未然に防ぐためには、信頼できる業者をしっかり見極めることも必要です。
そのためには、業者へ相談しながら管理組合やオーナー様が希望する工事内容を確認し、信用できる外壁塗装業者を選ぶことが重要なポイントとなります。

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